iPhone XRは背面に12メガピクセルのカメラを搭載しており、HDビデオ(720p)から4Kビデオ(2160p)まで撮影できます。
デフォルトの状態だと4K動画を撮ることができないので、その設定方法を紹介します!
iPhone XRで4K動画を撮影する設定方法
それではiPhone XRを使って、実際に4Kビデオを撮る方法を紹介していきます!
デフォルトの状態だとHD動画が撮れる
1. まずiPhone XRの「カメラ」のアプリを起動します。
2. 起動したら撮影モードを「写真」から「ビデオ」に変更します。
3. そうすると以下の画像のように、「720P」と表示されていると思います。
この「720P」とはHDビデオ(ハイビジョン)のことで、1280x720の解像度で動画が撮れることを表しています。
設定を何もしていない通常の状態だと「720P」と表示されていると思います。
ビデオの設定でカメラの解像度を変える
1. iPhone XRの「設定」アプリを起動します。
2. 設定画面から「カメラ」をタップし、「ビデオ撮影」を選択します。
以下の画面からビデオ撮影できる解像度を選ぶことができます。
初期設定の状態だと「720p HD/30 fps」にチェックマークが入っています。
この画面で自分がビデオで撮りたい解像度を選ぶことで、フルHD動画や4K動画を撮ることができます。
ビデオ撮影の設定でカメラの表示が変わる
上記の方法でビデオ撮影の解像度を変えると、カメラのビデオ撮影時の表示が以下のように変わります。
フルHDビデオを選択すると、上記画像のように表示がなくなります。(「720P」の表示なし)
4Kビデオを設定から選択すると、上記画像のように「4K・30」と表示され、4K動画で撮影できています。
iPhone XRで撮影できるビデオの解像度の種類
iPhone XRで撮影できるビデオの種類は以下の通りです。
- 720p HD/30 fps (HD動画)
- 1080p HD/30 fps (フルHD動画)
- 1080p HD/60 fps (フルHD動画)
- 4K/24 fps (4K動画)
- 4K/30 fps (4K動画)
- 4K/60 fps (4K動画)
「fps」という単位はフレームレートのことで、1秒間のコマ数を表しています。
この数字が大きいほど、動画がなめらかでスムーズになります。
HD動画の解像度は横1280x縦720。
フルHD動画の解像度は横1920x縦1080。
4K動画の解像度は横3840 ×縦 2160。
ビデオ撮影時のデータサイズの大きさ
選択したビデオの解像度によって、以下のようにデータ容量のサイズが変わります。
- 1分間で40MB (720p HD/30 fps)
- 1分間で60MB(1080p HD/30 fps)
- 1分間で90MB(1080p HD/60 fps)
- 1分間で135MB(4K/24 fps)
- 1分間で170MB(4K/30 fps)
- 1分間で400MB(4K/60 fps)
実際に1分間4K動画を撮影した時のデータサイズ
上記で紹介したビデオサイズは目安であり、実際に自分が撮影した4Kビデオ(設定4K/60 fps)の1分3秒間のデータサイズは、873.2 MBでした。
「720p HD/30 fps」動画だと、1分16秒間で157.2 MB。
そのため、最大2〜3倍程度を目安にデータサイズを見積もっておいてください。
iPhone XRで4K動画を撮る設定方法 まとめ
iPhone XRはスマートフォンですが、かなりキレイに4K動画を撮ることができます。
個人的におすすめのビデオ設定は「1080p HD/30 fps」で、動きの速いスポーツなどを撮るときは「1080p HD/60 fps」にすると良いと思います。
ここぞという時に4K動画で撮影するなど、状況に合わせて設定を変えるとデータ容量も節約できてオススメです!