2019年10月から消費税率が10%に引き上げられました。
消費税率の引き上げに伴い、消費減少を食い止める対策として、9ヶ月間限定で「キャッシュレス・ポイント還元事業」がスタート。
このポイント還元は来年6月に終了しますが、来年9月以降はマイナンバーカードを利用した新たな消費活性化対策を検討しているとのことです。
今回の記事では、そのマイナンバーカードを利用したポイント還元「マイナポイント」について紹介します。
マイナポイントとは?
キャッシュレス決済とマイナンバーカードの情報を紐付けして、連携済みのキャッシュレスでお買い物をすると、ポイントが国から還元されるもの。
その時還元されるポイントのことを「マイナポイント」という。
【追記】マイナポイントはいつ始まる?
このマイナポイントは、今年10月から始まった「キャッシュレス・ポイント還元事業」が終了する、7月から始まるのではないかと言われていました。
しかし、最新の情報によると、2020年の東京オリンピック・パラリンピック終了後の、2020年9月から始める計画で調整しているとのこと。
9月から始める理由は、五輪終了後の消費の落ち込みを防ぐため。
マイナンバーカードが必要な訳
マイナポイントの還元を受けるには、役所で発行してもらえる「マイナンバーカード」が必要となります。
現在のマイナンバーカードの交付率は15%以下と低く、消費の活性化を図るとともにマイナンバーカードの普及を促す狙いがあります。
実際私もまだ持っていません😅
マイナポイントが貰える電子マネー・スマホ決済
2019年11月6日に開いた政府主催の会議には、PayPay社長などのスマホ決済や電子マネーの事業社が参加し、「キャッシュレスの盛り上げをより一層深められる対策だ」と期待の声が上がりました。
そのため、マイナンバーカードと紐付けられる電子マネーやスマホ決済は、主要なものならほぼ全てが使えると思っていいでしょう。
予想ですが、スマホ決済ならPayPayやLINE Pay、d払い、メルペイ、オリガミペイなどが、マイナンバーカードと紐付けでマイナポイントが貰える。
電子マネーなら、交通系ICカード(Suicaカードなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、QUICPay、iDなどが、マイナンバーカードと連携で、マイナポイントが貰える。
マイナポイントの還元率は25%?
現在ポイント還元事業と併せて、プレミアム付商品券が販売されていますが、そのプレミアム付商品券は20,000円の購入で、25,000円分のお買い物ができるお得な商品券です。
そのプレミアム商品券の還元率が25%のため、マイナポイントの還元率もそれぐらいのポイント還元になるのではないかと言われています。
最新の情報だとマイナポイントの還元率は25%になるとのことです!※2019年11月20日
マイナポイントの上限金額
マイナポイントの還元には利用金額の上限があるようです。
その上限金額はプレミアム商品券と同様の2万円までとのこと。
つまり、最大5千円の還元が受けられます。
マイナポイントが25%の還元だった場合
マイナポイントが25%還元だった場合のレシートを予想で作ってみました。
今回はマイナンバーカードとスマホ決済の「PayPay」を紐付けしたと想定し、621円分のお買い物をした場合、マイナポイントが25%分の155ポイントが還元。
あくまでも予想ですが、買い物額の4分の1が戻ってくるのは、やはりかなりインパクトがありそうです。
マイナポイント まとめ
マイナポイントが始まるのはほぼ確定しているので、マイナンバーカードを取得していない方は今のうちにとっておくのが良いでしょう。役所が混むことが予想されるので。
マイナンバーカード取得と決済の連携で、最大5,000円の還元額を高くみるか、安くみるか、この還元額は人によって判断が分かれそうな金額です。
個人的には1度きりではなく、何度もマイナポイントをやってくれることを期待します!