一正蒲鉾が販売している「うな次郎」は、魚のすり身で作ったうなぎ蒲焼風かまぼこ(代用)商品です。
本物のうなぎの蒲焼の代用品となるのか、実際に食べてみた味の感想を紹介します!
【鰻の蒲焼き代用品】うな次郎の基本情報
まずはうな次郎のカロリーや栄養成分、スーパーでの値段を紹介します。
【販売店】スーパーでのうな次郎の値段は?
今回うな次郎を購入したスーパーは、ディスカウントストアの「OKストア」で、値段は税抜き229円。
オーケーストアでは会員カードを見せると約3%割引きになるので、実際の値段は223円前後になると思います。
うな次郎はイオンや西友などのスーパーマーケットでも販売しており、価格は税抜き298円。
他のスーパーでもそれぐらいの価格が多かったです。
うな次郎の販売店は去年までは多くありませんでしたが、今年は多くのスーパーで販売をしていました。
うな次郎の賞味期限
購入した日は土用の丑の日(7月27日)で、賞味期限は8月2日まででした。大体1週間程度の賞味期間があります。
保存方法は冷蔵保存(1℃〜10℃)。
うな次郎の原材料
うな次郎に使われている原材料は以下の通りです。
魚肉、蒲焼のたれ(しょうゆ、ぶどう糖果糖液糖、発酵調味料、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、水あめ、ゼラチン、うなぎエキス)、植物油、大豆たん白、還元水あめ、うなぎエキス、発酵調味料、たん白加水分解物、みりん、ゼラチン、食塩、ぶどう糖、でん粉、乾燥卵白、えびペーストパウダー、かにエキス、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、着色料(カラメル、アナトー、紅麹)、木炭、増粘剤(キサンタンガム)、V.B1、(原材料の一部に小麦を含む)
うなぎの蒲焼風ですが、うなぎエキスやかにエキスが入っています。また香ばしさを出すためなのか、木炭も入っています。
うな次郎の栄養成分・カロリー
うな次郎1枚(約55g)当たりの栄養成分は以下の通りです。
- エネルギー: 154キロカロリー
- たんぱく質: 6.4g
- 脂質: 11.0g
- 炭水化物: 7.3g
- ナトリウム: 540mg
- ビタミンB1: 1.8mg
- 食塩相当量: 1.4g
本物の鰻の蒲焼きと比較すると、カロリーや脂質の栄養成分はほぼ一緒のようです。
商品パッケージにはビタミンB1がたっぷり入っていると書いてあります。
【電子レンジ】うな次郎の調理方法・温め方
うな次郎は電子レンジで温めるだけで食べることができます。
- 500Wの電子レンジなら40秒。2枚なら1分。
- 600Wの電子レンジなら30秒。2枚なら50秒。
加熱方法はトレーのままでは温められず、一回皿にのせてから温める必要があります。
食べてから思ったのですが、フライパンで香ばしく焼き目を付けても美味しく食べられそうです。
うな次郎を食べてみた味の感想!うまい?まずい?
うな次郎をまず一口食べてみると、鰻のような弾力はなく、かなり柔らかい食感だと感じました。
例えて言うと、お正月に食べる伊達巻を少し硬くして、うなぎのタレにくぐらせたような味と食感です。かまぼこのようなコシはなし。
うな次郎の表面には筋のような跡がありますが、鰻特有の小骨のような食感はなく、鰻の生臭さもないので、子供には食べやすく良い商品だと思いました。
表面からは見えませんが、このうな次郎の裏面には鰻のような黒い皮が付いており、皮の食感や味わいは本物そっくりでした。
うな次郎には山椒と専用の蒲焼のたれが入っており、付属しているS&Bの山椒をかけて食べたのですが、この山椒はかなり刺激が強く、舌がピリピリ痺れます。
日本の山椒というより、中国山椒の花椒のような刺激がありました。
味の感想をまとめると、鰻の蒲焼きの代用品とは正直言えず、うまくもまずくもなく、ちょっと期待はずれかなと個人的に思いました。
うな次郎のアレンジレシピ
うな次郎のアレンジレシピは、以下の一正蒲鉾の公式サイトでご覧いただけます。
うな次郎単体ではちょっと鰻の蒲焼きとはほど遠いので、卵を使ったう巻きなどにアレンジして食べるのがオススメです。
うな次郎の口コミ評価は?
うな次郎の口コミ評価を通販サイトのAmazonからまとめてみました。
本物をイメージすると残念かも。
テレビやネットに取り上げられていたので、どんなものかと購入しました。
残念でした。
代用うなぎなので、こんなものだと思いました。
中国産の安い鰻より美味しいと思います。骨を気にしなくて食べれるのが良い。
うなぎの生臭ささが苦手な私にとっては、疑似うなぎとはいえおいしくいただけました。
まさにうなぎの蒲焼きかといわれると違うのだけど土用の丑の行事物として食べるならこれで十分すぎるぐらい満足です。おいしかったし、絶滅危惧種のウナギを食べるストレスがないのは良い。
値段もリーズナブル。泥臭い輸入のウナギを食べるぐらいならこっちが断然おすすめです。
ふわふわです。ちょっとふわふわすぎるぐらい。皮の再現性はかなりよい。焦げ目がもっと香ばしいとなおいいなあ。
評価はかなり分かれており、全体的な評価は5つ星中3.0となっています。
うな次郎を食べてみた感想 まとめ
鰻の蒲焼きの代用品「うな次郎」を食べてみた全体的な評価ですが、食感は本物の鰻とは違い、ちょっと柔らかすぎると感じました。
味は蒲焼のたれでカバーしていますが、ちょっと本体の味が甘め。もう少し香ばしさがあっても良かったかも。
うなぎの皮はうまく表現されており、この部分に関しては本物そっくりでした。
鰻の生臭さや小骨はないので、本物の鰻が嫌いな子供には良い商品だと思います。逆に大人が食べると、物足りなさが目立つかなとも思いました。
個人的には一度食べれば良いかなと思う商品で、これからの進化を期待します!